第42回 手をつなぐ育成会 東海北陸大会 記念講演
第42回 手をつなぐ育成会 東海北陸大会 記念講演
日時 2009年10月11日
場所 福井市 フェニックスプラザ
講演 副島 宏克 全日本手をつなぐ育英会 理事長
第42回 手をつなぐ育成会 東海北陸大会は福井市において
開催されました。この大会の記念講演として副島理事長がお話を
されました。副島氏は講演をされるごとに「私のは講演ではなく勉強会
です」と話されます。「一緒に勉強しましょう」と言われます。
まさに氏の講演は勉強会そのものです。
今回は冒頭に前執行部の方針と現執行部との考えは?とされる文書を
配布されその内容について話されました。
施設解体論を唱えたときに入所施設を利用されている親御さんを肩身の
狭い思いに追い詰めてしまったこと、不安な気持ちにさせたこと。これは
反省しなければならない。
入所施設の建設当初は在宅か施設入所かの2つの選択しかなかった。
現在は地域で暮らすことを実現することが親の願いになっているが、施
設は緊急時におけるシェルターの役目を持っている。
介護保険統合必然論について
財源論と内容の点で介護か、支援かが、ごちゃ混ぜになって議論されて
しまった。介護保険は介護が主体、障害福祉の内容は一部に介護があ
るものの大半は発達支援、社会参加支援、就労・活動支援など自立支
援が主体である。財源論は別にして障がい者福祉の確立なくして介護
保険のことは論ずべきではない。
以上が現執行部の見解です。
障がい者を取り巻く諸問題
障がい者を「社会的弱者」、「救済すべき人」、「あわれむべき人」として
特別な人間として扱うことは一人の人間、一人の国民として認められて
いないことになる。
これは基本的人権の問題である。
地域社会から障がい者を排除したつくりになっているから人権擁護という
考え方が出てくる。
地域ではみんなが一緒に暮らせることが必要である。
障がいのある人およびその家族について広く一般の人々が正しい理解を
持つような働きかけと地域の支え合いが必要です。
本人が社会の中で体験する事が大事。
援助はできない部分への援助のみでよい。本人のペースでやってもらう。
まわりはゆっくりと待つ。障がいのある人が、地域にあわせるのではなく、
地域のみんなが障がい者とともに暮らす社会に慣れることが大切である。
市町村育成会の役割は。
会員一人一人の実情の把握と結びつきの強化。
勉強会の開催。
地域で支えるネットワークの構築
地域の課題を整理して市町村行政への要望。都道府県育成会へ報告
以上のことを話されました。
育成会活動の指針となるものを示していただきました。
確かに現在の多治見地区手をつなぐ親の会にあっても十分な活動が
なされているとはいえません。
すぐには無理でも順番に少しずつでもできる所からやっていきます。
これからも会員の皆さんのご協力をお願いいたします。
(向井 一仁)
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